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RTL-SDR使い方(Raspberry Pi編)


RTL-SDR使い方(Raspberry Pi編)


機材紹介


Raspberry Piを使ってADS-B信号受信を行うということは、長期間動作を考えているということでしょう。 

そうすると、使用するRTL-SDRは水晶振動子やUSBコネクタが交換済みの製品を使った方が安定性を考えると良いと思います。

RTL-SDRを長時間動作させるとデバイスが非常に熱くなりますので、ヒートシンクをつけることも検討した方が良いかもしれません。



4CoreモデルのRaspberry Pi2も出ていますが、パフォーマンス的にはRaspberry Piでも十分に動作させることが可能です。


Raspberry Piのセットアップ

Raspberry Piのセットアップを行う必要があります、今回はRASPIBIANを使います。

raspberrypi.orgからRASPIBIANをダウンロードします。

2015年7月7日現在、2015-05-05-raspibian-wheezy.zipが最新版です。

zipファイルを解凍したimgファイルをSDカードに書き込みます。

OS XやLinuxですと、ddコマンドを使って書き込みします。

Linux

$ sudo dd=4M if=2015-05-05-raspibien-wheezy.img of=/dev/sdd
デバイスは、利用するシステムでチェックしてください。

OS X

$ sudo dd bs=1m if=ファイル名.img of=/dev/diskn
diskの[n]はSDカードのデバイス番号です

Raspberry Piへアプリケーションのインストール

dump1090をコンパイルインストールしてからfr24feedを導入する方法を紹介している記事が多いのですが、最近のパッケージはdump1090込みで配布されていますので.debパッケージをインストールすると完了です。

Windowsより簡単かもしれません。

2015年7月7日現在、1.0.13-2が最新です。

raspberry pi用のパッケージ
http://feed.flightradar24.com/raspberry-pi/

Latest Raspberry-Pi (ARMv6) package:
fr24feed_1.0.13-2_armv6l.deb - 2015-05-19

ダウンロードとインストール

$ wget http://feed.flightradar24.com/raspberry-pi/fr24feed_1.0.13-2_armv6l.deb
$ sudo dpkg -i fr24feed_1.0.13-2_armv6l.deb

サインアップと動作テスト

$ sudo fr24feed --signup
...
$ sudo service fr24feed start

/var/log/fr24feed.logをチェックしてlogが出ていればOK。