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2015年9月10日

DVB-T+DAB+FM USB チューナー 付属アンテナの受信傾向の調査


DVB-T+DAB-FM USBチューナーに付属のシンプルなアンテナを使いADS-B信号をどれくらい受信しているのか確認してみました。

夏休みの自由研究で使えるかと思ったのですが、全く反応がありませんでしたので叔父さんの自由研究となりました。

まずは、基準とする受信データを取得します。

使用機器

USBドングル

無改造を使用(TCXOやUSBコネクタを交換していないブリスタパックの商品)
DVB-T+DAB+FMチューナーセット(2015/09/10現在、1420円)

 ADS-Bデコーダー

ノートPC(Aspire E3)、Windows10(Insider Preview版、Build 10532)にfr24feed バージョン1.0.14-9(2015.08.21)をインストールしました。

ダウンロード: Flighradar24.COM(Windows)

デコーダは、fr24feed同梱のmr-dump1090を利用しています。

設置環境と測定方法

設置場所


アンテナの設置は、地上高1.5mのエアコン外機の上に設置しました。 住宅地のため隣接住宅が建っていますので5メートル〜10メートルに家屋が建っています。 

見晴らし距離は上空以外にはない環境です。

測定方法

測定器などを一切持っていませんので、Flightradar24.COMへフィードした24時間分の受信データを使って測定を行います。


測定結果

 図1:Flighradar24統計画面

flightradar24.COMの統計は、UTCに基づいていますので日本時間でいうと午前9時から翌日の午前8時までの測定データとなります。

図1の Mon(月曜日)の表示部分が計測の対象日です。

ステータス概要:
  • Uptime:100%
  • 航空機数:404機
  • ポジション・レポート数:31,665
  • 最大距離:103nm
Polar Plot図をみると、50nm程度の距離で信号受信できています、北東、東、東南側は少しだけ受信距離が広くなっています。

最寄りの空港(地方空港)の滑走路が北〜西側にありますので、空港へのアプローチ方向が北東から南西側からとなります。 

空港のアプローチ方向は北側:RWY16、南側:RWY34の 1本の滑走路です。

そのため、便数が多い北東側の受信数が多くなっていると思います。

東側は、上空を通過して行く航路の場合東方向を通っています。

距離ヒストグラムから、0nm〜50nmのコンタクト数は多く、40nm未満であれば安定して受信ができているように思われます。

50nm〜75nm間のコンタクト数は少ないですが条件によっては受信が出来るようです。

これらから、0nm〜75nmが受信距離の(当方の設置環境での)範囲と考えてよさそうです。

試験受信

これだけですと、良いのか悪いのかが判断できませんので近くの高台にある展望台へ上がってみました。

1時間ほどの間ですが最大で34機の同時受信ができていました。 設置場所(同時刻帯)では同時刻の受信数の最大は21機となりましたので設置場所の環境は厳しいと思います。

これからの実験


ブロガー諸氏の記事を参照させていただくと、コリニア・アンテナやプリアンプを使うと全域で200nmの受診は可能なようですが、当方の設置環境では見渡し空間が余りませんので最大100nm〜150nm(一部受信できていますがレポート数は、24時間で20未満)の受診まで改善できれば良いように考えています。

次はアンテナを変えて(自作)受信テストを行ってみようと思います。